孔子学院共同講座「転換期に立つ中国経済」 2012年2月15日

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中国問題を読み解く  ◆2月講座

中国経済発展の姿をリアルに分析

西園寺一晃先生

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2月15日孔子学院との共同講座「転換期に立つ中国経済」が行なわれた。講師は孔子学院学院長であり都日中副会長でもある西園寺一晃氏。

中国経済は、「失速し崩壊する」「失速するが長期的には発展する」などと言われているが、本当のところ分かる人はいない。『人民日報』は「工業化の中・長期的発展」「都市化の加速期」「市場化の完成期」「情報化の推進期」「国際化の向上」について触れている。リーマンショック以降EUが深刻になり先進国が苦しむ中、中国はいち早く苦しみから脱却した。ある程度の失速はあるだろうが崩壊するとは考えらえない。

一九七九年に大転換をおこなった。それは革命から経済へ、である。競争の論理を導入し、平等を壊し、力のあるものは先を走れということである。それは価値観の変化、欲望の助長を生んだ。結果は内需が進み、沿岸部の発展、輸出産業の振興、外資の導入、そうした社会変革がおこり、九〇年代に入ると家電革命がおきた。これは日本が戦後歩いてきた道である。

新しい需要のために大都市を中心に車社会をつくり、住宅の所有を認めてきた。これはバブルを生み、環境を破壊してきた。これによって不均衡・不調和、持続不可能といった矛盾や問題が起きてきた。

世界経済が厳しく複雑になってきた現在、こうした動きを見ながら中国経済を考えなければならないなどの、詳しい講師の分析であった。

参加者から「話が非常によかった」という声が聞かれた。


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