2/13 囲碁愛好者訪中団 ご報告

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囲碁を通じて日中友好の輪を広げる

【第6回東京都囲碁愛好者訪中団(大連市)】

 

 東京都日中友好協会は、2014年2月13日から16日まで「第6回東京都囲碁愛好者訪中団」明立周二団長以下11名を派遣しました。選手は、七段から二段までの9名です。

囲碁交流は、2004年から隔年で6回目となります。過去5回は、北京市へ3回、上海市1回、蘇州市1回を訪問し、各地の囲碁愛好者と囲碁による交流を深めてきました。

 今回訪問した大連市は、中華人民共和国東北部遼寧省の南部に位置する都市で、緯度では仙台市付近にあたり、総人口約600万人を超える遼寧省では省都の瀋陽市に次ぐ大都市で重要な港、貿易、工業、観光都市です。

周水子国際空港より降り立ち訪中団の初日が始まりました。大連市は、歴史的な建造物が多く残されており、大変情緒のあるすばらしいまちです。日露戦争の激戦地であった南山日露戦争遺址や、大黒山にある唐の時代に建てた道教寺院で、金州古八景の一つである响水俔。そして正岡子規の詩で有名な金州副都統衛署旧此(金州行政庁舎址)などを観光し、ホテルに到着。ホテルには大連市対外友好協会の陳宏氏が訪中団のために囲碁セットを4セットも携えての歓迎の出迎えをしていただき、大連市の訪中団に対する熱烈な歓迎ぶりに感動しました。早速その夜は対局に備え全員遅くまで碁盤を囲みました。

2日目は、日露戦争の激戦地である東鶏冠山や203高地そして乃木大将とステッセル将軍が会見をした水師営の会見所などを見学し、旅順口区には多くの史跡が大切に保存されていることに団員一同大変感動しました。午後には、旅順駅や旅順博物館など大変見ごたえのある施設を見学することができました。また、行く先々での食事は、大連ならではの田舎料理や魚料理などの中華料理を堪能することができ、団員皆が舌鼓を打ちながらの小宴でした。夜の小宴の後、大連市のまちを散策すると春節の最後の土曜日とのことで、まちのあちこちで花火や爆竹が鳴らされ、市民が春節を名残惜しむように楽しんでいる姿が印象的でした。

3日目は、大連市囲碁愛好者との囲碁大会。大会会場は大連市内の大連華弈囲碁クラブで、多くの子どもたちが囲碁を学んでいる学校といった施設でした。対外友好協会の配慮により、大連市での囲碁活動の一端を実際に日本の友人に見ていただきたいとの意向で設定されたものです。開会にあたっては、大連市人民対外友好協会曲世成秘書長、大連市囲碁協会孫謙主席、大連市囲碁協会張洪副主席などの歓迎を受けるとともに、大連市民の囲碁愛好者の紹介が行われ、友好のうちに囲碁交流会が開催されました。

当囲碁愛好者訪中団は、過去5回の訪中の対戦成績において全敗となっており、中国の一般の方々の囲碁のレベルは、日本のレベルより非常に高いものとなっていると実感しました。友好第一の大会ですが、囲碁は勝負の世界という面もあり、前日には団員一人ひとりがその勝利に対し決意を表明し大会に臨みました。

日本側は、主将に小澤信弘七段(元都庁囲碁部長で都庁トップの実力者)、副将に依田栄一七段(元江戸川区囲碁部主将で特別区トップの実力者)を据え万全の体制で臨み、一方中国側は、大連市囲碁協会主席孫謙五段をはじめ多くの実力者を揃え緊迫した戦いが繰り広げられました。しかし残念ながら、大会結果は、1回戦が3勝6敗、2回戦も3勝6敗となり日本側の2連敗となりました。今回、日本側の敗戦ではありましたが、両国の選手の中唯一の女性選手である西田ニ段が訪中での大会初勝利を挙げ活躍し、両国選手一同から賞賛され、大会会場全体が沸き立ちました。日本選手の次回の対戦に期待するところです。

大会終了後、大連市の囲碁愛好者とともに懇親会会場へ移動し、両国の友好を深める懇親会が開催されました。中野訪中団秘書長(都日中常務副会長)の司会により、中国側から対外友好協会曲世成秘書長が、日本側からは囲碁愛好者訪中団明立団長が挨拶を行い、尾崎訪中団顧問(都日中常務副会長)の両国の健闘を称える乾杯の発声で宴が催されました。

終了後、旧満鉄本社や老虎灘、星海公園などの観光のほか旧日本人街の散策などと楽しみました。夜には、大連市対外友好協会の招待により市内の日本料理店において宴会が催され、呉智超大連市対友協副会長、囲碁大会に引き続き曲世成秘書長、陳宏氏のほか大連市中日経済合作交流協会徐朝法会長も参加され熱烈な歓迎を受けました。挨拶には、中国側から呉智超副会長、日本側から明立団長が立ち両国の友好そして経済交流の促進にまで話がおよび、建設的な交流の場となりました。最後に中野秘書長から訪中団の総括として「この時こそ草の根の交流活動の大切である」と訴え、名残を惜しみつつ再会を約束して宴は幕を閉じました。

4日間に渡る訪中の日程も最終日となり、市内のデパートなどで買い物をし、団員一人ひとりが大連の思い出をバックに積み込み家路へと旅立ちました。改めて大連市の皆様の歓待に感謝申し上げる次第です。

 

 

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