「世界の中の日中関係」を学ぶ 新入会員セミナー

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新入会員セミナーで西園寺会長代行が講演

NPO都日中は、11月27日午後、上野の東京文化会館会議室で新入会員セミナー「日中友好協会ってなに?」を開催した(写真)。
会では、西園寺一晃会長代行が「日中友好とは何か」をテーマに講師を務め、「世界の中での日中関係」という視点から、とくに近代以降の世界史的背景と日中関係に力点をおいて説明した。
19世紀に政治革命と産業革命を経て、飛躍的な発展を遂げた欧米列強がアジア・アフリカに植民地争奪を行った時代、なすすべなく半植民地化された清朝に対し、日本は明治維新という自己変革を遂げ近代国家に脱皮していった。しかし、その後の日本は残念ながら富国強兵の道を進み、朝鮮半島や中国との間に非常に不幸な時代に入った。
戦後、東西冷戦のなかで、日本を対ソ連、対共産主義陣営の橋頭堡にするために米国の対日戦略が変化し警察予備隊、保安隊、自衛隊ができた過程。さらに60年代末、ソ連と
袂を別かち文革の混乱にあった中国と、ベトナム戦争の泥沼化に陥っていた米国が、〝毛沢東とニクソンの焦り〞により対ソ連で手を結び、国連で雪崩式に中国承認が起きて「世界が変わった」内幕など、歴史の転換点をダイナミックに説明した。
1949年、東京の中華人民共和国成立を祝う2千人の祝賀会で準備会が発足し、1年後の
1950年10月1日に日中友好協会ができた。
「私の考える協会成立の原点は2つ。平和への願いと、戦争の反省と不再戦」と西園寺氏。「国民感情が日中関係の重要なファクター。地味ではあっても友情を育む交流が大切で、それを行うことが日中友好協会の意義」と説いた。
出席者からは、「政治プラス経済、とくに国民感情の重要さを再認識した」「日中交流の歴史や協会の原点を知り勉強になった」「歴史を通じて日中関係を考える姿勢に感服
した」とさまざまな感想が聞かれた。28人参加。

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