【第9回】中国語で魯迅の孔乙己を読んでみる(オンライン中国語講座読解編)

跟我们一起读“孔乙己”吧!-第9回-

東京都日中友好協会中国語普及委員会です。第8回目のチャレンジはいかがでしたか?

今回は、ちょっと長かったですね。店員と孔乙己とのやり取りがメインです。

「来回的回字」を「来回の回の字」と訳しましたが、上手い訳ではないようです。

翻訳家の竹内好さんは「一回二回の回」と訳しているそうです。回の4つの書き方は辞書には回、囬、囘が出てきますが、あと一つはどんな書き方なのでしょう。

第8回解答

では、最初に第8回目のピンイン、朗読と翻訳例です。

《拼音》

《翻訳》

彼は、「本を読んだことがあるのか…。それがしがちょっと試験しよう。ウイキョウ豆のウイはどう書くのかい?」といった。私は、物乞い同然の人が、私を試験する資格があるものかと思い、顔をそむけ、取り合わなかった。
孔乙己はしばらく待って、丁寧に話した。「書けないのでしょう?…それがしが教えてあげよう。覚えなさい!この字は覚えていなければならぬ。将来、番頭さんになった時に、帳面を付けるのに使う必要があるからね。」私はひそかに思った。私と番頭さんとのランクは、まだかなりかけ離れているし、しかもうちの番頭さんは、今までウイキョウ豆を帳面付けしたことはない。
おかしくもあり、うんざりしたこともあり、しぶしぶ答えた。「誰が私に教えなければならないって、草冠の下に来回の回の字じゃないか。」孔乙己は、明らかに凄く喜んだ表情をして、2本の指の長い爪でカウンターをコツコツと叩き、頷いて「正解、正解!…回という字には4つの書き方があるのを、お前は知っているかい?」私は益々うんざりとして、口を尖らせて遠くに行った。
孔乙己は、その時、酒に浸した指でカウンターの上に字を書こうとしていたが、少しも熱心ではない私を見て、ため息をついて、明らかにひどく残念そうな表情をした。

《発音》

読み手:陳麗麗(東京都日中友好協会青年委員会)

第9回課題

それでは、第8回目からの続きです。

皆さんへの課題は

  1. 原文にピンインを付けて音読する。
  2. 原文を翻訳してみる。

一週間後に、ピンインと翻訳例、その部分の朗読をアップしますので、ご自分の答えと比べてみてください。
さあチャレンジ9です。

有几回,邻舍孩子听得笑声,也赶热闹,围住了孔乙己。他便给他们茴香豆吃,一人一颗。孩子吃完豆,仍然不散,眼睛都望着碟子。孔乙己着了慌,伸开五指将碟子罩住,弯腰下去说道,“不多了,我已经不多了。”直起身又看一看豆,自己摇头说,“不多不多!多乎哉?不多也。”于是这一群孩子都在笑声里走散了。
孔乙己是这样的使人快活,可是没有他,别人也便这么过。
有一天,大约是中秋前的两三天,掌柜正在慢慢的结账,取下粉板,忽然说,“孔乙己长久没有来了。还欠十九个钱呢!”我才也觉得他的确长久没有来了。

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