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11/1 日中友好秋季セミナー東京 活動リポート

 

初めての「日中友好秋季セミナー東京」石和で開催される

 

2014年11月1日(土)9時「日中友好秋季セミナー東京」の参加者はJR東京駅前をバスで山梨県石和に向け出発した。中央自動車道はいつも渋滞するので心配したが、空いており談合坂SCで大使館の皆さんと合流し予定より早めに到着した。現地集合の先発隊が会場設営や受付をしてくれた。参加者は昼食までの時間を散策などで過ごし余裕を持って午後からのセミナーに臨めた。

13:30から中野修常務副会長の司会でセミナーの開会式が始まった。主催者を代表して都日中会長代行渡辺道代常務副会長は「セミナーは初めての試みであり活発な討論で多くの成果を期待します」と話した。次に中国大使館より汪婉参事官が「セミナーによって相互理解が一層深まることを願っています」と挨拶された。

最初に、特別講演として、高野倉和央氏(公益社団法人日中友好協会事務局長)による「日中友好運動の歴史」のテーマで講演が行われた。1972年の日中国交正常化、同78年の日中平和友好条約に至る日中友好運動の歴史をご自身の実見、体験を通して判り易く簡潔にその時々のエピソードを交え講演された。

引続き、石田昌三九氏(都日中副理事長)からは「戦争孤児体験と日中友好の原点」のテーマで講演が行われた。石田氏は4歳の時、終戦を旧満州の吉林省で迎え、父親はシベリヤに抑留され、妹は避難中餓死した。難民として母親と南下中誘拐され、育ての親と出会う。苦難続きの末、日本人孤児として珍しく大学に進むなど養父母の「愛情」を十分与えられた。1964年帰国。実母にも再会し、石田氏と母の苦難に満ちた戦後はやっと終わることとなった。終戦の大混乱時に、このように日本人孤児に寄せる中国の大地に生きる人々のたぐいまれな「永遠の愛」は、日中友好の懸け橋そのものであり、出席者はこの数奇な生い立ちを語る報告に大きな衝撃と感動を受け、合わせて中国の人たちにあらためて大いなる感謝を捧げるものであった。

休憩を挟んで、栗山事務局長の司会で友好交流課題の討論に入った。最初に、

1)「経済交流の必要性と課題」を中国側から明暁東参事官、日本側から渡辺道代常務副会長が基調提案を行い討論に入り、尾崎常務副会長より介護講師北京派遣の報告があった。

2)「文化交流活動の活性化」を王才旦一等書記官と尾崎隆信常務副会長が基調提案を行い討論に入った。青梅日中の木下政明常務理事は来年2月青梅マラソン訪日団受入の取組み、須藤誠常務理事からは太極柔力球普及活動の取組み、海老澤ひさえ副理事長から女性部会の取り組み、小野義則常務理事からは文化交流委員会活動の取組み、須山加代子常務理事(中国語普及委員会委員長)からは中国語普及活動・広報活動の報告があった。

3)「民間交流を更に高めるために」を孫永剛一等書記官と中野常務副会長が基調提案を行い討論に入った。地区協会から朝妻敏夫理事より渋谷区卓球交流会の取組み、中島菊豊島日中副会長より豊島区東京熊猫倶楽部の取組み、富澤弘治豊島日中副会長より豊島区ふくろ祭り御神輿の取組み、渡辺貴美子大田区日中理事より中国帰国者支援活動の取組み(残留孤児支援)の報告があった。

閉会の挨拶で汪婉参事官から「短期間の取組みでしたが素晴らしい内容のセミナーでした。来年も行いましょう」と都日中に対する激励の言葉が述べられた。

18:00よりの懇親会は尾崎常務副会長の司会で始まり、挨拶は渡辺道代常務副会長が行い、乾杯は明暁東参事官が行った。和やかな懇親交流が行われた。また夜遅くまで各部屋で懇親が行われていた。

二日目は9:00より小野常務理事の司会で始まった。韓志強公使による「これからの中日関係について」講演が行われた。「冒頭、韓公使は、東京都日中友好協会が北京と東京の市民友好関係の改善に長期のたゆまぬ努力をしてきたことに感謝された。北京・東京友好都市提携35周年の今年4月、舛添要一都知事の北京訪問などで改善のチャンスを迎え、省エネ、環境保護、青少年、文化・スポーツなど多くの実務面で進展が図られたこと。また、中国大使館の「錦秋交流の夕べ」で東京都各区各界の友好的な人々と交流し懇親したが、都区から民間まで中国との友好に熱意を持っていることを強く感じ、期待もしている。

現在の中国・日本の関係について、歴史問題と島の問題があるが、国交正常化の時、話し合いのあったことが共通認識として守られていた。日本政府は、誠意と行動によって適切に処理し、世世代代の日中友好を望みたい。中国経済はグローバル化の中で高度成長から中高成長に大きく変動している。産業構造を改善し、都市化を進め、内需拡大を行い、経済を持続可能な長期安定成長を目指す。日本を含む世界各国と平和的に繁栄と安定を保ち、世界と調和のとれる国、ともに発展し、相互作用しながら進む。覇権国家にはならない。4つの言葉、平和・協力・互恵・共栄を心から願っている。

今日、両国の各界各層の交流、協力が活発になっている。政治を動かすのは有権者であり国民だ。両国関係も人と人との関係、交流が活発になれば必ず良い方向に行く。両国はお互いに補う関係、姉妹関係である。地方レベルの交流(250都市)、民間団体の交流、今回のセミナーを含め活発に行うことであり、これこそ両国関係のすそ野を広げ強固なものにすることだ。相手の事情を理解し、信頼関係を築くことが大事だ。我々の努力によって両国関係が世世代代友好の方向に持っていくよう心から期待している。」と述べた。その後、中国の食品問題について木下政明常務理事からの質疑応答がありセミナーを終了した。

今回のセミナーは初めての取組みであったが大きな成果があった。特に、これまで全国本部、中国大使館というと敷居が高い存在であったが、今回のセミナーによってお互いが打ち解け合い、この敷居がなくなり、いろいろなことを話し合えるようになったと感じた。来年のセミナーはもっと工夫を凝らし活発な交流ができるよう取り組みたい。20141101 syuki seminar03

昼食後、参加者皆でワイン工場見学、ワインの試飲、買物を行い、一路東京へ向かった。中央自動車道は連休のなか日で空いていた。バスの中では認定NPO法人の取得に向けた「認定取ろう100人会」の説明を行い、多くの賛同を頂いた。

 

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