遥かなる絆《映画とトーク》

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 2012年7月21日渋谷区日中友好協会で、日中国交正常化40周年を記念して「映画とトークの集い》を開催。100人余の方の多くから映画に涙し、トークに感動したと言う声が寄せられた。映画は、残留孤児をあつかったノンフィクション小説、『あの戦争から遠く離れて』をテレビドラマ化した《遥かなる絆》。原作者は、城戸久枝さん。城戸さんは、愛媛県生まれ、徳島大学在学中に中国東北地方の吉林大学に2年間留学。そこで初めて父親「城戸幹」の生い立ちを知る。悲惨な戦争が終わり、城戸幹は残留孤児となる。中国人の家をたらい回しにされたあげく養母「付淑琴」に引き取られる「孫玉福」となる。その時4歳。養母に愛情を持って育てられ、小学・中学・高校を卒業するも、大学受験の時に戸籍に日本人と書き、ことごとく不合格。孫玉福は日本へ帰る思いを募らせるが、日本の両親も日本名も分からない。200通以上の手紙を日本の厚生省に送るが遅々として分からない。ある時、孫玉福を知るおじさんを訪ねと、「城」と「蔵」という名前の服を着ていたことが判明。そのことを厚生省へ手紙で連絡をすると「孫玉福」の祖父「城戸島蔵」であることが判明。「孫玉福」は愛媛県生まれの「城戸幹」であることが分かる。こうした父親の生涯をノンフィクション小説として発表。第39回大宅壮一ノンフィクション小説賞を受賞。NHKがテレビドラマ化した。

 養母《付淑琴》に愛情を持って育てられ、日本の両親が分かり日本へ帰ることを心に決める「孫玉福」。付淑琴は孫玉福に「日本へ帰りなさい」と言うものの、手放したくない親心。その自己葛藤は涙を誘う。孫も日本へ帰りたい気持ちと養母との別れに胸が引き裂かれる思い。ついに別れの時が来る。列車に乗り込む孫玉福、日本へ帰したいが孫にすがりつく付淑琴。その場面に会場からすすり泣く声がした。涙しない人はいなかった。

 原作者城戸久枝さんに来てもらい、映画《遥かなる絆》をもっと膨らませたいということにした。会場から映画への感動と城戸さんの話しに惜しみない拍手が送られた。

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映画《遥かなる絆」のはじまり 城戸久枝さんの話しを聞く人たち
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  城戸さんのインタビュー
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父親「城戸幹」の状況を話す城戸久枝さん
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終了して城戸久枝さんを中央にスタッフと記念撮影

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