おみこし担いで〝国際交流〟
東京都日中友好協会は9月29日(日)、豊島区で行なわれた『ふくろ祭り 宵神輿大パレード』のイベントに協力団体として参加した。
協力したのは「国際交流のみこしを担ぐ会」の神輿で、これは豊島区のボランティア団体で結成され歴代会長は豊島区日中友好協会が努めている。
15時、準備会場の豊島区立勤労福祉会館でおみこしの受付開始。おみこしを担ぐには法被 (はっぴ) を着てサンダルを履くのだが、難しい晒 (さらし) の締め方と、豆しぼりの手拭の捻り鉢巻きの指導を受けた。晒し帯の締め方は、日本人でもほとんどが初めてで皆苦労していた。
16時開式。尾崎豊島区日中会長(担ぐ会前会長)の挨拶の後、参加者のサインを書き入れた大看板をバックに記念写真を撮った。今年は昨年に比べて参加者が多く、外国人22カ国136名、日本人89名、スタッフ58名、計283名が集った。撮影後、本番に備えておみこしの担ぎ方、足踏みなどを練習。出発前には全員でおにぎりを食べ気合いを入れた。
17時30分、パレード会場の池袋西口駅前広場に集合。高野豊島区長の発進合図でおみこしのパレードがスタート。15基のおみこしが街中を勇壮に練り歩き、駅前は祭り一色に彩られた。とりわけ何ヵ国もの若者で混成された〝国際交流〟のおみこしの、太鼓・笛に合わせ「ソイヤ」「ワッショイ」と威勢のいい掛け声でおみこしを揺らして担ぐ様は、集まった見物人の中でも一番注目を浴びていた。最初はぎこちなかったが次第に慣れ、法被姿も板についてきた。参加者全員まんべんなくおみこしを担げたのも良かった。
19時30分、会館に戻って第二部の交流会。豊島区日中女性部によるけんちん汁など美味しい料理が振舞われる中、さまざまな国の方たちとの交流、ゲームで盛りあがった。東京都日中からは交流委員会のメンバー初め20名以上が参加、スタッフとしておみこしのサポートや料理の手伝いと汗を流した。
20時30分、全員による三本締めで長かったこの日の〝国際交流〟の催しが閉幕した。
(↓画像をクリックしてお楽しみ下さい。キーボード十字キー「→」ボタンで画像が切り替わります)