人と出会える国、中国 <ミニコラム 中国の今 Vol.6>
私は浙江理工大学で過ごした約一年間で、多くの友達を作ることができました。連絡先を見ると、正直な話、顔と名前が一致しない人もいます(情けない)。中国での出会いにどんなものがあったか紹介します。
【ボランティア型】 大学に到着後おそらく最初に触れ合うのはボランティアの学生ではないでしょうか。熱心に入寮手続きやネット接続を手伝ってくれたりします。
【大学の授業・サークル型】中国語の授業だけではなく、日本語クラスや本科の授業にも行くと人脈が広がります。
【店員型】学食のレストランのウェイターさんに連絡先を聞かれたりします。ミルクティー屋や肉まん屋は通っていたら顔を覚えられました。
【日本好き型】「日本語を勉強したい」と、友人伝いに連絡先を聞かれるパターンです。
【道端型】大学内を歩いていると後ろから自転車で知らない女子学生が追いかけてきて、「浮世絵について教えて」と言われたことがありました(服装で日本人だとわかったらしい)。地下鉄で迷っている女性に道を聞かれてそこから仲良くなったこともありました。
【出かけ先型】旅行中乗ったタクシーのおじちゃん。トラブルの中助けてくれたホテル経営の夫婦。湖を1人で歩いていたら声をかけてきたお兄さん。
【友達の友達型】遊ぶ約束をすると当日知らない人がいるのは当たり前。
【ご近所さん型】寮生活中共同スペースで出会う国際色豊かな人たち。キッチンでおいしそうなにおいがしたら、「おいしそう!!」と言うようにしていました。食事は仲良くなるチャンス。
【日本料理屋型】その地域で長く働く日本人、出張で来ているサラリーマンなどに出会いました。
【雨の日型】傘を忘れて濡れて歩いていると後ろからサッと傘を差し出してくれる優しい中国人・・・日本ではどうでしょうか。何とこれ、2度も経験しました。
いかがでしょうか。日本ではなかなか無さそうな出会いパターンもありますね。これから中国に行かれる方にも良き出会いがありますように。
【福村萌 杭州市 2013年9月~2014年7月】