もっと地方へ 鹿児島へ! 地方創生 産官学!
鹿児島県庁・南日本新聞社ほか国内10余団体後援・協力
による 各界発表会~
今回、鹿児島国際大学留学生(大学院生)2名の
の発表内容(主なポイント)等を ご紹介します。
発表会開催~「国際交流&地方創生」(第1回)
今回、初めての試みとして 「オンライン・Zoom」にて経済ビジネス会議・
発表会を開催しました。
鹿児島国際大学の康上教授の多大な協力により、大学院生(留学生)4名の
研究発表もあり、また地元の薩摩大使 奈良迫氏の県内観光等の発表に加え、
今話題となっている ミャンマーの現状等の紹介もおこない、当日、約70名
近い視聴者も 大きな関心を寄せていました。
今回は6月 及び7月と、2回に分けて 留学生・(大学院生)延べ
8名の方々の発表も行いました。
当欄では 先ず2名の大学院生(留学生)の発表内の概要を紹介
いたします。(以降、順次紹介いたします)
鹿児島国際大学(大学院経済学研究科)留学生:
1 袁 駿:
鹿児島の長寿お茶企業の経営管理に関する考察
鹿児島国際大学経済学研究科
本研究は鹿児島県 のお茶の長寿企業美老園を対象に研究
したものです。経営者はどのような経営理念を持ちながら
経営してきたのか、また地域ブランドのPR活動において
、どのような方法で実施してきたかを分析・解明します。
稲盛氏の「利他主義」、鶴岡氏の「愛される秘密」等々
はお茶の美老園の事例研究で総て検証されています。
現状のコロナ禍においては、社会的責任感を抱くこと
は企業の永続性に関わる重要な条件であり、そこから
企業と地域社会の好循環が生まれ、持続可能な発展が
実現されます。
今後も継続してお茶企業等の経営理念などについて
研究を続けていきたいと思います。
2 楊 華夏:
グラウンデッド・セオリー(GT)における持続可能な
高級ファッション購買行為等研究 について
今回の研究は消費者に対して高級ファッションブランド
について深く研究し、消費価値観と持続可能な購買行動の
意向等の解明を図ります。そのために、各方面様々な地区
でインタビューを行い、そして獲得したGTデータアプローチ
(GTA)で分析を行いました。
その結果、個人価値、社会価値そして製品の価値は持続可能
な高級ファッションブランド消費の影響と要因であることが
わかりました。
今回の発表は、鹿児島を舞台にしたとは言え、全国の様々な
業界での専門家の皆様と意見交換する機会に恵まれ貴重な時間
を有することができました。今後も引き続き研究を更に深めて
いきたいと思っています。