東京都都日中友好協会と北区日中友好協会の共催による恒例の日中友好スポーツ交流会が東京北区の滝野川体育館を会場に4月21日に開催された。前日午後から降り出した冷たい雨の影響もあり、20名近いキャンセルがあったものの約100名が参加した。
開会に先立ち、前日に四川省で発生した大地震により亡くなった方へ全員が黙祷を捧げ、日中両国の国歌がCDにより会場に流された。主催者を代表して都日中の宇都宮徳一郎会長は「雨にもかかわらず、大勢の日中の青年がこのように集まり、スポーツを通じて友好を深め合うことは大変素晴らしい。怪我に充分注意して楽しんでください」と挨拶。
また、北区役所総務課の都築寿満課長より参加者激励の挨拶があった。準備体操は「北区の歌」に振り付けられた「さくら体操」で、全員が音楽に合わせて体をほぐしてから競技が開始された。
「友誼(友好)第一、比賽(勝敗)第二」のスローガンと両国の国旗が掲げられた体育館は今年も3分割され、第1面はバレーボール、第2面はバドミントン、第3面では卓球と太極柔力球コーナー。参加者は自由にプレーでき、卓球からバドミントン、午後はバレーなどと競技を渡り歩いて参加者同士は初顔合わせでも仲良く友好を深め合った。太極柔力球の体験コーナーは中国生まれのニュースポーツという物珍しさも手伝って、参加者は係員の指導の下、ラケット片手に体を動かしていた。
そして、全員が心地よい汗を流し、午後3時半、解散した。この交流会には事前の打ち合わせの段階から日中青少年交換キャラバンOB、OGの有志が実行委員として運営に協力した。なお、受付に置かれた四川大地震への義援金箱には1万4,777円もの善意が寄せられた。
先日開催された日中友好スポーツ交流会の
模様が放映されました
映像提供:CCTV大富
4月21日に開催された日中スポーツ交流会の模様がNHK国際放送中国の番組で紹介されました。
前日に発生した四川地震に対して募金を行ったこと、黙祷が捧げられたことなども紹介されています。
www.nhk.or.jp/chinese
パソコンで5月5日の18時まで聞くことができます。(以後は抹消されます。)
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