3月13日(日)、東京都日中友好協会青年委員会、日中学生交流団体freebird、中国駐東京観光代表処との共催で「若者が決める!第2回日中旅行ワークショップ大会」を開催しました。
1.実施概要
日 時 | 2022年3月13日(日) 14:00-16:00(日本時間) |
場 所 | オンライン
使用アプリ:参加者発表 Zoom 視聴者:ライブ配信視聴(アジア太平洋観光社 日本頭条ライブ配信プラットフォーム) |
参加人数 | 約1540名
(一般申し込み+当日ライブ配信視聴者数約1500名+関係者6名+発表者16名+審査員4名+運営側14名) |
共催・後援等情報 | ・共催:認定NPO法人東京都日中友好協会青年委員会、日中学生交流団体freebird、中国駐東京観光代表処
・後援団体:公益社団法人日本中国友好協会、中華人民共和国駐日本国大使館 ・協力団体:和之夢、富士急行株式会社、陝西省商務庁駐日本代表処、商隊国際株式会社、日中文化交流雑誌『和華』 ・特別協力団体:株式会社アジア太平洋観光社 |
審査員 | ・和之夢創業者 ドキュメンタリー監督、作家 竹内亮様
・香川県 交流推進部観光振興課国際観光推進室 主任 中村宇雄様 ・富士急トラベル株式会社 首都圏・静岡ブロック長 碓井孝行様 ・四川省出身ユーチューバー、中華人民共和国駐大阪総領事館広報アドバイザー ヤンチャン様 |
運営スタッフ | ・東京都日中友好協会青年委員会有志:井上、島田、川田、張
・日中学生交流団体freebird有志:嶋田、安藤、芦川、宮下 ・その他有志:陳、神作 ・株式会社アジア太平洋観光社協力:孟 |
- 当日の様子
当日の内容 |
〇全体の流れ
14:00 ワークショップ開始 14:00 開会の言葉・主催側等紹介、趣旨説明 14:05 第1グループ発表+質疑応答(日本旅行) 14:25 第2グループ発表+質疑応答(日本旅行) 14:45 第3グループ発表+質疑応答(中国旅行) 15:05 第4グループ発表+質疑応答(中国旅行) 15:25 自由交流、旅行フォトコンテスト結果発表 15:45 結果発表+審査員評論 15:58 集合写真撮影 16:00 閉会
◆第2グループ(最優秀賞) 日本側:伊藤琴音、岡村未瑠 中国側:劉 琛、陳妍宇 旅行テーマ:「素のチカラ、魚沼」でありのまま旅 旅行先:日本・新潟県魚沼 旅行内容: ・食と自然に特化したありのままな旅行を体験する ・魚沼市はコシヒカリが美味しく、四季の移ろいといった様々な景色を堪能できる ・観光客が少ない場所で、リアルな日本を楽しむ
◆第3グループ(優秀賞) 日本側:田中咲彩、中島美紗 中国側:宗詩涵、程兴根 旅行テーマ:七色の雲南 旅行先:中国・雲南 旅行内容: ・20代の若者が行きやすい格安旅行 ・少数民族とのふれあい ・七色の風景と七色の気持ちを堪能 ◆第1グループ(参加賞) 日本側:手塚颯一朗、本郷 貴之 中国側:丁 晓琳、孙丰旻 旅行テーマ:繋げようステキな世界栃木旅 旅行先:日本・栃木 旅行内容: ・SNSで人気の鬼滅の刃の聖地を巡る ・インバウンド消費金額が一位 ・足利学校と孔子 ◆第4グループ(参加賞) 日本側:松本彩花、菊地里帆子 中国側:张裕玲 旅行テーマ:心も体も癒される 20代女子の欲張り成都ツアー 旅行先:中国・成都 旅行内容: ・女性をターゲットにした癒しの旅、インスタ映え、文化受容ができるプラン ・漢服体験 ・美食と自然を堪能 ○審査員評論 竹内様「食べ物を推していた旅行プランは中国人にウケる。2グループはありがちではない旅行プランで自分が行きたいと思った。」 中村様「語源が中国にある地名がある。見えないところに中国の影響が見られる。今後はどれくらいの価格で売るか、どのチャンネルで?プロモーションはどうするのか?といった視点で旅行プランを作っていってほしい。」 碓井様「少数民族といった人とのふれあいを大切にした旅行プランが沢山見られた。小さなお祭りといった、日本のふれあいを大切にする旅行プランを考えていってほしい。」 ヤンチャン様「自分は長年日本に住んでいるから、日本のニッチなところに行きたいと思っていた。中国の観光地は一箇所だけに絞った方が良かった。」 ○自由交流タイム(リスナー向け景品抽選会、日中青少年旅行フォトコンテスト結果発表) 自由交流タイムでは、リスナー向けの景品と、同時期に開催した「第1回日中青少年SNS旅行フォトコンテスト」入賞作品の発表を行った。リスナー向けの景品抽選では、景品が当たった方から喜びの声が聞かれ盛り上がった。 |
2.イベントを振り返って
2022年1月頃から企画、約2ヶ月ほどの準備を重ね本番当日を迎えた。
本来であればZOOMを使ってのイベント実施を予定していたが、当初の予想を超える視聴予約申込があったため、当日はアジア太平洋観光社様のご協力を頂き、認定NPO法人東京都日中友好協会青年委員会として初めての取り組みであるライブ配信を行い、合計で1500人以上(3月13日付)の方にご視聴頂くことができた。 なお、本イベントは一般的な旅行コンテストの要素以外にも以下の目的を叶えるため企画した。 ・目的①:若者に身近な「旅行」というテーマで、日中の若者に両国の魅力を伝える ・目的②:日中青少年の交流促進 目的①に関して 若者と海外を一番身近に繋ぐ「旅行」というテーマに基づき、参加者たちへは日本・中国の歴史・地理・経済等を学ぶ機会を与えることができた。また、当日のリスナーとして参加いただく方々に、日本・中国の魅力を知ってもらう機会を提供することができた。 目的②に関して 旅行ワークショップに日中青少年交流の要素を足すために、公募にて本イベントの参加者を募った。結果として募集定員16名を大きく超える100名近い方に申し込みを頂き、その中で厳正な抽選のもと16名の参加者を選定した。その後、日中各2名、合計4名のグループを作成し、約1ヶ月の準備期間の中で理想の中国旅行プランを作成してもらった。尚、今回はオンラインイベントのため、日本に住むメンバー以外に、中国に住むメンバーも各グループに在籍している。このような形で、日中青少年の交流促進にもつながる結果となった。また、当日のイベントには、参加者・リスナー等含め約1500名以上の方にご参加、ご視聴いただき、リスナーのWeChatグループでは発表や日本・中国の旅行に関する意見交換が活発に行われ、参加者だけでなく、リスナー同士でも交流が深まる場となった。 総括として 各グループとも旅行プランを調べる中で、日本・中国に関する多くの知識を学び、結果として素晴らしい旅行プランが出来上がった。また日中青少年の交流促進に関しても、4グループとも全員初対面という状況から、毎日Wechat上でのやりとりや電話会議をするなど濃厚な日々を共にする中で、見ず知らずの日中の青少年たちが親睦を深めていった。参加者の口からも1度も会ったことがないのが信じられない、COVID-19が終息したら早く直接会いたい等のコメントがあり、これこそ日中の若者たちが友好を結んだ一つの結果だと感じ、また今後如何なる状態であっても日中青少年交流促進の種を撒いていかなければならないのだと確信することができた。 尚、本イベントに関する収支報告及び景品の使用用途等は当該商品の発送作業が終わった段階で報告するものとする。 |
3.今後の活動
弊会を支えてくださる皆様のおかげで、若者が決める!第2回中国旅行ワークショップ大会を無事に終えることができました。本企画にご賛同・ご協賛頂きました関係機関の皆様、宣伝協力をしてくださった媒体の皆様、審査員の皆様、当日素敵な発表をしてくださった16名の参加者たち、そして当日のオンラインイベントを視聴したリスナーの皆様に改めて感謝申し上げます。
第3回の中国旅行ワークショップの開催時期は未定ですが、既に3回目のイベントに参加したいという要望も多く聞こえているため、今回の良かった点や改善点をまとめ、より良い運営ができるよう運営一同精進してまいります。 最後になりましたが、今後も東京都日中友好協会青年委員会をご支援くださる皆様のをご期待に添えるよう、また一人でも多くの日中青少年の交流を促進し、日中友好の種を蒔くために尽力して参る所存でございます。つきましては今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 第2回日本中国旅行ワークショップ大会 有志一同 |