厳しい寒さが続く中、ホットなイベントでコロナウイルスも退散!?
北区日中では春節1週間後の1月29日に王子小学校体育館を会場に「二胡・雑伎・変面ショー」を243名(内中国人73名)の参加者を得て盛大に開催しました。北区日中では毎年、春節餃子パーティーを王子小ランチルームで開催してきましたが、コロナウイルス感染拡大の影響でこの2年間は開催を見送り、今年も飲食を伴うパーティーはリスクが大きいとの判断で,その代わりとして一昨年の11月に開催した「二胡・雑伎・変面ショー」を再び春節イベントとして開催することとしました。
はじめに日本の獅子舞が登場し、
その後、中国の獅子舞が続き、最後は大変珍しい日中獅子舞の共演となりました。二頭の獅子は舞台から客席に下り、次々に観客の頭をかじり、厄を祓い福を注入。
中国獅子舞のメンバーは前回と異なり、日中初顔合わせの上、開演前のわずかな時間でのリハーサルにもかかわらず、息ピッタリの共演に観客からは惜しみない拍手が送られていました。
次の二胡の演奏では日本のポップス、中国伝統曲の後、ジブリ映画の挿入曲にも使われたユーミンの「やさしさに包まれたなら」がアンコール曲となると、思わずマスク越しに歌詞を口ずさむ人も。
次に登場したのは雑伎の壺回し。大小2種類の壺を頭の上でクルクル回したり、放り投げては首の後ろで受け止める迫力のある演技に観客はハラハラドキドキ。
そして最後に変面が登場すると中国第1級の国家機密といわれる変面の瞬間を観客は目をこらして見るものの、さっぱり分かりません。恐るべし中国四千年の歴史。
最後に出演者全員が揃って舞台に上がり、惜しみない拍手を受け終演となりましたが、その後、出演者との記念写真を求める方の行列がいつまでも続いていました。