2013年10月22日日中平和条約締結35周年記念と工学院大学孔子学院創立5周年記念として、孔子学院と東京都日中の共催で、日本と中国のアーティストによる音楽と京劇の記念公演会を工学院大学新宿キャンパス・アーバンティクホールで300名の参加を得ておこなった。
冒頭、孔子学院西園寺一晃院長から「35年前、日中平和友好条約はものすごい難産の末に生まれた」「日本と中国をめぐる国際情勢は非常に厳しかった」「冷戦の真っ只中であるだけではなく」「中国とソ連が激しく対立をするという非常に複雑な中で生まれた条約です」「その核心は反覇権条項、両国はどちらも覇権主義をやらない」「何か問題が生じたら友好的に平和的に解決するというものである」などの挨拶があった。
出演は、Ⅰ部が中国琵琶の王暁東さん、二胡の桐子さん、ギターの佐藤ふじをさん、ピアノは劉洋さんだった。Ⅱ部は、変面の劉東風さん、京劇の張紹成さんだった。変面は瞬間的に顔の面が15回ほど変わる素晴らしいもので、京劇は衣装や動作の説明があり、劉さんと張さんの立ち回りだった。最後は出演者と会場全体でふるさとを合唱して公演会を盛り上げ終了した。10月24日に中国の新聞「陽光導報」に1面を使って報道された。
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