北区日中友好協会 春節餃子パーティー
去る2014年2月2日(日)、北区日中友好協会では恒例の春節餃子パーティーを王子小学校ランチルームで開催し、日中合わせて200人が参加しました。王子小学校は今年創立140周年を迎える伝統のある学校で中国の名門校、北京第一実験小学校と姉妹校になっています。
朝9時から餃子の皮と具の仕込み作業が家庭科室で始まりました。11時過ぎにはランチルームで餃子の皮包みを中国人が日本人に手ほどきしながらの交流となり、約2000個の餃子が完成しました。
12時からのパーティーで北区長でもある北区日中の花川與惣太会長が新年の挨拶を述べ、来賓の東京都日中・宇都宮徳一郎会長と青木愛衆議院議員からは、お祝いの言葉が述べられました。王子小の山本英一校長からは歓迎の挨拶とともに会場作り・餃子作りに協力した赤十字クラブの子供達の紹介がありました。友好議員連盟の会長でもある北区議会の戸枝大幸議長が乾杯の発声をおこない、賑やかにパーティーが始まりました。
テーブルには熱々の水餃子の他、お寿司、焼きそば、唐揚げの他、中国の参加者には懐かしい油条(揚げパン)が並べられ、まるで故郷にいるようだと中国人参加者は喜んでいました。
また、韓国、タイ、ベトナムの留学生の顔も見られました。途中で東京中国歌舞団の音楽教室に通う生徒さん達による二胡と楊琴の演奏に合わせて歌手の陽二連さんが、きれいなソプラノで日本歌曲を歌うと大きな拍手が送られました。また、国費留学生会館・後楽寮の学生さんがギターの弾き語りを披露するとアンコールを促す拍手が沸き起こりました。
パーティーも後半に入ると、ビンゴゲームが始まりました。景品台には、旅行カバンや腕時計、CDラジカセ、掃除機、暖房機などの豪華な景品が並べられた他、抽選を併用し、1万円や5千円のギフトカードもあり、参加者は司会者が読み上げる数字に一喜一憂し、上がりの人が出る度に大きな歓声が上がりました。また、残ったギフトカード争奪の参加者全員によるジャンケン大会も行われ、会場は大いに盛り上がり、景品は全員に行き渡りました。
現在の氷のように冷え切った日中関係を友好の熱気で溶かすようなパーティーでしたが、名残を惜しみつつ、皆川誠一副会長の挨拶で閉会となりました。
先日開催された北区日中春節餃子パーティーの
模様が放映されました
映像提供:CCTV大富
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