【北区日中】中国小学生訪日団の王子小学校訪問を受け入れました

 1月15日、北区日中では北京市豊台区第五小学校訪日団の北区立王子小訪問を受け入れました。9時半に学校到着、1階のホールで王子小・原田校長からの歓迎の挨拶、団長の楊副校長の挨拶後、昨年、創立150周年を迎えた学校紹介の記念動画が上映されました。その後、体育館、各教室を巡りましたが、どの教室でも王子小生徒から中国語で話しかけられ、中国の小学生はびっくり。王子小全校児童約900人の内、1割が外国籍で中国人児童は約80人在籍しているとのことですが、日本人生徒も訪問団の生徒にタブレットの翻訳アプリを使って積極的に交流を試みる微笑ましい光景も見られました。

 一旦ホールに戻ってからの記念品交換も王子小側は中国人児童2名が代表して受け取り、中国語で御礼の挨拶を述べていました。再び校内見学で校庭での体育の授業を見学中、一輪車が並べられているのを発見した中国の生徒が、なぜ学校に一輪車が?との質問に休み時間には校庭で一輪車や竹馬を使って生徒は遊ぶ、と回答したところ、中国の学校では休み時間でも教室に残り、予習・復習のため、校庭で遊ぶことがなく、日本の小学生がうらやましい、との声が多く聞かれました。

 帰り際の正門近くでの集合写真撮影の後、正門横に植えられている楷の木は孔子のふるさと中国山東省曲阜から実生で送られてきたものが、ここまで大きく育ったと説明されると、引率の先生方は感心しきりの様子でした。なお、王子小学校は北京第一実験小と姉妹校交流を開始して本年、40周年を迎えます。


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