2025年4月26日文京区アカデミー茗谷において、青年訪中団の事前研修会を実施しました。
今回訪中する50人が参加しました。
講義
まず、今回の団長を務める中野修常務副会長よりあいさつがありました。
次に、須山常務副会長より訪中における注意点について紹介がありました。
そして、宇都宮徳一郎会長より青年訪中団の訪中に向けてのご講演をいただきました。
内容については、以下のとおりです。
大学2年生の時に北京にはじめて訪中しました。
若い頃に先入観なしに外国に行くというのは、大変重要なことで、意義のあることだと考えています。
私の息子も大学生で昨年9月から中国政府奨学金で北京大学に10ヶ月の留学をしています。
彼も訪中団に参加したことがきっかけで興味を持って、留学に行くことになりました。
5日間という短い期間ではありますが、その後に留学をしてみるといった形もご検討いただければと思います。
世界各国からいろいろな人が中国には留学に来ていて、中国で海外の人と知り合ったりということもあります。
北京語言大学では日本語を学んでいる学生も多いと思います。
昨年5月の訪中団ではビザが必要でしたが、11月に短期のビザは免除されました。
緊張しているかもしれませんが、制度としては私たちの活動をサポートしてもらえる体制になっているかと思います。
中国が自由貿易を守るといった形になっているようですが、中国の今のビジネスはグローバルに発展しています。
日本とは比べ物にならないほどスピーディーに進めています。
日本はアメリカにつくのか、中国につくのかといった議論もありますが、国交を回復してから平和友好条約を結び、戦略的互恵関係がある中で、経済、青少年交流を行っていこうという合意があります。
私たちは私たちで積極的に交流を進めて、お互いに良い関係になっていくのが良いと思います。
今想像している中国、北京の姿と、実際に北京で雰囲気を感じた姿がどうなのか。
今後のみなさんの将来において、この訪中団がみなさんのお役に立てればと思います。
その後、米井優太青年委員長より青年委員会の活動について紹介がありました。
グループワーク
その後、各グループごとに分かれて、
- 役割分担
- 中国滞在中のパフォーマンス
- 参加した動機・訪中で得たいもの
などについて話をしました。
学生代表は、慶応大学の堀家愛さんになりました。
各グループの代表者から参加者の動機・訪中で得たいものについてご紹介いただきました。
パフォーマンスについては、歌やダンスなどを実施することとなりました。
閉会においては、杉本孝一郎副理事長から、訪中前の訪問先について事前に調べてから参加することで、より充実したものにしていただきたい旨のあいさつがありました。
本研修参加者は5月12日〜16日に北京市を訪問し、5月25日に帰国報告会を実施します。