北区 区民まつり 2014 ~国際ふれあい広場~
姉妹区の北京市西城区 文化交流団との民間交流
北区日中では去る2014年10月4、5日に飛鳥山公園で開催された区民まつりの国際ふれあい広場に役員、会員を本部ボランティアとして派遣した。
中国、韓国、フィリピン、フランス等の11カ国の団体が出店したが、今年は北区と姉妹区の北京市西城区より文化交流団が前日に来日し、二つのテントを使用して書画と剪り紙作製実演を行った他、テント前で太極拳、太極扇の表演を行い、会場を訪れた一般の北区民と交流を深めた。
交流団員と事務局で相談し、書画、剪り紙は希望者に500円で販売したが、作品を買い求める多くの区民が見られた。また、太極拳の表演時には、飛鳥山公園で早朝、太極拳を行っている愛好家達が立ち寄り、団員の輪に入り、一緒に表演を行うという微笑ましい交流の場となった。
5日は雨のため、午前中で区民まつりが中止となり、交流団は予定をショッピングに変更した後、夜は区民まつりの打ち上げを兼ねた鰻料理店での歓迎会に参加した。その席で、書画の団員が現代中国優秀画家100人の一人と聞かされ、作品を500円に設定した事務局の冷や汗をかきながらの謝罪に宴会場は笑いの渦に包まれたが、終始、和やかな歓迎宴となった。
ようやく日中関係に改善の兆しが見え始めたこの時期に西城区訪日団の民間交流は大きな成果を収め、無事帰国した。
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