【青年委員会BLOG】No.40みんな同じ空の下

みんな同じ空の下

こんにちは、周です。突然ですが、みなさんは、日本と中国は『遠い』と思いますか?

私の答えは『いいえ』です。同じ空の下にあると考えると遠くはないと思います。
今日は、私がこう答える理由を、「気象と天気」の視点から2つ事例を基にご説明したいと思います。
少し専門的な内容になりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

事例①:2020年7月熊本県での超過洪水における甚大な被害

※被害状況は下記の図に示すとおりです。
昨年2020年7月の熊本県での超過洪水の原因を考えると、日本だけの気象変動ではなく、中国を含むユーラシア大陸全体の気圧の影響によるものが大きいと思われます。

 

熊本県の7月の超過洪水は停滞前線によりもたらされた
平年より強い偏西風が蛇行し続け、梅雨前線が停滞しやすい状況で、特に日本付近では上空の気圧の谷の影響で上昇流が強まり、梅雨前線の活動が強化されたとみられる。日本付近の偏西風の蛇行が持続したのは、西方のユーラシア大陸上空(中国を含む)で偏西風の蛇行が強化された影響によるものと考えられる。

出典:『国土交通省気象庁 「令和2年12月7月豪雨」の特徴と関連する大気の流れについて(速報)』

事例②:令和2年12月中旬以降の大雪と低温の要因と今後の見通し

日本と中国は同じ空の下にありますが、地球はみな同じ空の下にあるといえます。周りの空気は、私たちの目で見えないところで循環しているのです。

 

令和2年12月の大雪と低温をもたらした大規模な大気の流れの特徴とその要因
12 月中旬以降の大規模な大気の流れは、高緯度帯の偏西風(寒帯前線ジェット気流)と中緯度帯の偏西風(亜熱帯ジェット気流)がともに日本付近で南に蛇行し、日本付近に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まりやすくなりました。これに伴い、日本海側を中心に大雪となり、全国的に低温となりました。この一連の寒気は、12 月 14 日から1月 11 日の約1か月間の平均で、北日本の上空約 3,000 メートルにおいて 1958 年以降で 1984 年に次いで2番目に低い気温となるなど、北日本を中心にかなり強いものでした。

出典:「国土交通省気象庁 令和2年12月中旬以降の大雪と低温の要因と今後の見通し」

異常気象の原因は・・・?私たちは何ができるのか

超過洪水や大雪等は大きな被害を招くため、異常気象と言われています。
異常気象の原因は主に3つあるといわれています。

1つ目は地球と太陽との距離の変化、2つ目は地軸の傾きの変化、そして3つ目は火山噴火及び人間の活動による温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど)の増加です。この異常気象の3つ原因を考えてみると、私たちができることは「温室効果ガス」の軽減しかなく、温室効果ガス排出の軽減、非常に重要です。

また、日本の超過洪水及び大雪の発生原因を考えると、異常気象は単に発生した国の気象変動が原因ではなく、隣国や地球全体の大気の流れ・循環が原因となっています。

そのため、私たちは国境、地域などを超えて、環境を守りしながら、みんなで協力して「温室効果ガス」排出の低減のために努力してくことが大切だと思います。

以上

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