【青年委員会BLOG】北京電影学院留学で出会った仲間と現在鹿児島で日中合作映画制作中!女優から映画プロデューサーへ

2020年、コロナウイルスという目に見えない脅威に犯され世界中が大変な世の中になりました。”2020年はなかったことに”という人もいます。けれども人は前を向いて生きていかなければなりません。

改めてこんにちは!小川夏果です。皆さま、このコロナ渦の中どのようにお過ごしでしょうか。
私はこの2020年は新しいことを始める挑戦の一年でした。女優として日本で活動している中で一年間の休みをもらい、憧れだった北京での生活を経て、留学した先の北京電影学院でたくさんの素晴らしいエンターテイナーに出会い、私の人生観が良い方向にガラッと変わりました。

今私は初めて映画プロデューサーとして日本鹿児島で映画制作に携わっています。
監督は北京電影学院監督科、唯一の日本人である伊地知拓郎と一緒に彼の卒業作品を撮るために始めました。今年4月から取り掛かり、撮影は9月を予定、伊地知の今作品の脚本が大学TOP10に選ばれ大学からの機材提供と240万円の支援が決まり順調に進んでいました。けれども”コロナ”の影響で予期せぬ事態がたくさん起こりました。もちろんスケジュールは延期になり12月クランクイン予定に、さらに10月初旬には日本にいる私たちに大学から機材提供及び支援は一切できないという通達が来ましたこれが私たちにとって一番辛い出来事でした。

けれども、それでも前を向いて生きなければいけません。

この映画のために撮影監督がオーストラリアから来てくれました。

制作面でも手伝うために千葉から主演(下写真左)が予定よりも早めに来てくれました。
そして私をプロデューサーとして声をかけてくれた監督(上写真右)、
彼ら全員、北京電影学院で出会いました。

私たちは何がなんでも日本鹿児島でこの映画制作を完成させるために力を合わせて、ゼロから制作費を集め、機材を借り、今月12月12日に鹿児島県垂水市にて無事にクランクイン、撮影がスタートしました。
スタッフ全員が中国語を話せるので常に中国語でのコミュニケーション!
とても面白い生活をしています。


中国で彼らのような日中間の映画を制作する仲間に出会い、今日本で中国語を活かして映画制作に携わっていることにとても幸せを感じます。
この映画は来年の9月まで撮影が続きます。私もこの映画のために鹿児島にずっといます。
もし鹿児島に日中友好協会の方々がいらっしゃれば、ボランティアで通訳して下さる方も募集していたり、中国語で会話できる機会がたくさんあります。是非応援しに来てくれたら嬉しいです。

 

小川夏果
InstagramTwitter:ogawanachu
現在制作費をクラウドファンディングにて募集中https://motion-gallery.net/projects/e7films/preview

 

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