2021年11月25日(木)午後2時30から東京・北京書道オンライン交流会が中国文化センターで開催された。
交流プログラムは、基調講話をはじめ日中書道家3氏による席書と日中の共同創作をメインに2時間30分に及ぶ交流となった。冒頭、北京市人民対外友好協会・劉玉虹副会長、日本側は都日中書道部会・大石三世子副部会長が各々開会挨拶を行った。
引き続き、来賓として北京市西城区政府外事弁公室副主任・忻靚氏から祝辞、中国大使館からは、石永菁・文化部公使参事官からビデオメッセージが届けられた。
都日中からは、中野修・常務副会長、永田哲二・副会長、栗山真之・前理事長ら20名が参加した。
イベントの第一は、基調講話で西城区書家協会・冷万里主席が「翰墨情缘传友谊」、都日中・井垣清明参与・書道部会副部会長・日本書学院代表が「日中書道交流史概観」と題する講話を行った。
次いで、当日の主題である日中双方の書家による「席書」に入った。北京側の書家は、①張世俊氏:「平和 友好 発展」、②紀大年氏:唐・賀知章の「詠柳」、③秋雨氏:唐・杜甫「絶句」を揮毫。東京側は3人とも女流書家で①真子照子氏:萬葉集・柿本人麻呂の和歌(仮名)、②池田彩舟氏:李白・詩 玉階怨、③大嶋春山氏:孟子の天時 地利 人和を揮毫した。
続いて、日中双方から各書家による自身の作品を披露した。
次のイベントとして、「日中共同創作」に移った。東京側は、池田彩舟氏が揮毫した。
題目は、『海内存知己 天涯若比隣』という中国の古くからの諺。この書は、双方で2つに分け、後日郵送し、貼り合わせ友好の証とすることとした。加えて、『祝 北京五輪大会成功』と大嶋春山氏が揮毫した。
最後に、日中双方の参加者による記念撮影を行い成功裏に終了した。
主催:東京都日中友好協会、北京市人民対外友好協会、北京市西城区政府
後援:中国大使館文化部
https://mp.weixin.qq.com/s/-wGkqj-pua9tpIytCwGQyg (北京市人民対外友好協会製作)
都日中書道部会副部会長:大石三世子氏 北京市人民対外友好協会副会長:劉玉虹氏
都日中参与・書道部会副部会長:井垣清明氏 北京市西城区政府外事弁公室副主任:忻靚氏
北京市西城区書法家協会主席:冷万里氏 中国駐日本国大使館文化部公使参事官:石永菁氏
真子照子氏 池田彩舟氏 大嶋春山氏
日本側集合写真 日中双方集合写真