3年ぶりの開催となった日中首脳会談の翌日の11月18日、北区日中と北京市西城区外事弁公室は国交正常化50周年記念事業として姉妹校の関係にある北区立王子小学校と北京第一実験小学校とのオンライン交流会を共同で開催しました。1985年7月に正式に姉妹校として関係がスタートし、両校の少年野球チームの相互訪問や実験小からの二度にわたる吹奏楽部の王子小訪問等、これまで綿々と友好を育んできました。
オンライン交流会は、西城区外弁の呂世及主任、教育委員会蔡冬梅副主任、北区日中大崎美代子副会長、実験小郭雪莉校長、王子小戸倉務校長の挨拶の後、両校児童の交流イベントが始まりました。両校学校紹介の動画の後、実験小吹奏楽の演奏、少数民族の舞踊、王子小はソーラン節の踊りを披露、また、実験小児童と教師が墨絵で梅の花を描く手本を示し、王子小児童が同じ梅の花を描いた脇に「梅」の書をしたため、それがスクリーンに映し出されると両校の児童から大きな拍手が送られました。最後に両校校長が友好関係に関する覚書に署名し、意義あるオンライン交流会を大成功の内に締めくくりました。
なお今回のオンライン交流会には王子小から5、6年生児童212名、教師8名が体育館から、実験小側はメイン会場には5年生の1クラス40名、全学級93クラスの3616名の児童と教師104名は各教室のモニター視聴で参加しました。