北区日中では2月25日に春節イベントとして「二胡・雑伎・変面ショー」を開催しました。寒さに加え雨天にもかかわらず、会場の王子小学校体育館には253名もの方が来場されました。2月10日の春節から2週間が過ぎましたが、中国の方も大勢参加されました。北区日中のやまだ加奈子会長(北区長)より主催者代表挨拶の後、はじめに笛と太鼓のお囃子に合わせた日本の獅子舞の登場でショーが開幕しました。
途中から中国の獅子舞との共演となり、2頭の獅子が舞台から客席に降りると次々に来場者の頭にかじりつき、福を注入すると、逆に獅子の口におひねりを注入する観客も。
次の二胡の演奏ではアニメ映画の主題曲や中国伝統曲などアンコールを加えて4曲が披露され、時には優しく時には力強い二胡の音色に観客は魅了されていました。
今年の雑伎は女性演者によるヘッドバランスでしたが、重ねた扇やワインボトルをおでこに乗せたり、口にくわえた細い棒の上にグラスを乗せたトレイを重ねた状態で身体を回転させたり、腰や腕にループを回すなど、絶妙なバランス芸に大きな拍手が送られました。
最後に変面の演者が会場の後ろから登場すると会場の子供達はビックリし、次々に変わる変面に会場は大いに盛り上がりました。
終演後に会場出口に用意した能登半島地震被災地支援募金箱には117,340円もの善意が寄せられ、翌日に石川県能登町と穴水町に等分して送金しました。
ご来場頂いた皆様、募金にご協力頂いた皆様に心より厚く御礼申し上げます。