【青年委員会】内蒙古自治区・呼和浩特市国際青少年友好交流キャンプに参加しました

呼和浩特市国際青少年友好交流キャンプに参加しました

2025年8月1日から6日にかけて、内蒙古自治区で開催された「国際青少年友好交流キャンプ」に参加しました。

今回のキャンプは、中国北部の呼和浩特(フフホト)市の招待により、日本・中国・韓国・ロシア・モンゴルの青少年が一堂に会する国際的なサマーキャンプであり、日本側は関東・関西から中学生2名と高校生1名と引率参加。

呼和浩特へは日本から上海を経由し、航空機で丸一日の移動となりました。プログラムは4日間にわたり、英語や各国語の通訳を交えながら進行しました。初日は中央民族大学付属中高での開会式から始まり、最新技術を学ぶテック教育の見学や、馬頭琴の演奏体験を行いました。午後は雨天のため、予定されていたモンゴル馬養育場の見学に代わり、シルクロードを舞台にした演劇を鑑賞しました。また、伝統的な革細工や小麦細工の見学・体験、ミルクティの試飲、さらには乳業中国最大手である「伊利グループ」の工場見学も行いました。

中央民族大学附属中高にて

革細工体験

呼和浩特からバスで約2時間半のシラムレン草原では、各国混合チームによるスポーツ大会や、伝統衣装の試着、羊の丸焼きの解体ショーと試食といった草原ならではの体験が行われ、夜にはキャンプファイヤーを囲み、星空の下で交流を深めました。

草原でのスポーツ大会にて

最終日には中国伝統芸や自然博物館の見学を行い、クロージングセレモニーでは各国代表が出し物を披露しました。日本チームは盆踊りを紹介し、参加者全員で踊って楽しむことができました。

内蒙古自治区の草原での国際交流は参加者にとって貴重な思い出となりました。参加した学生からは、「中国訪問といっても草原地域を訪れる機会は珍しく、風景が魅力的だった」「ロシアやモンゴルなど近隣諸国の学生と交流できる機会はなかなかないので、彼らと話せて良かった」といった感想が寄せられています。

キャンプファイヤーの様子

また、この秋には呼和浩特市からの追加招待を受け、青年層を対象とした訪中団も企画しております。最新情報は本ホームページのほか、都日中青年委員会公式SNS(Instagram・X)でも発信してまいりますので、ぜひご覧ください。

~付録~ キャンプ日程と訪問場所

8月1日(金) 午後 各国の国際友好都市代表団、呼和浩特到着
夕食およびアイスブレイク活動
8月2日(土) 午前 中央民族大学付属中高にて交流キャンプ開会式および文化交流
午後 敕勒川星光里にて、劇「敕勒长歌・驼道」鑑賞
8月3日(日) 午前 莫尼山無形文化財小鎮にて、切り絵や練り菓子細工、革絵、モンゴル式ミルクティー試飲など伝統文化体験
午後 見学・体験活動(伊利現代スマート健康パーク)
卓球・バドミントンセンターにてレクリエーションスポーツ活動
8月4日(月) 午前 バスでシラムレン草原へ出発
シラムレン草原「古列延リゾート」到着、伝統的な歓迎式、宿泊分配
午後 バスでフフジェルトラー牧場へ移動
草原文化体験(ミルクティー作り、敖包山登山)
モンゴル式伝統衣装に着替えて記念撮影
草原でのレクリエーションスポーツ大会
キャンプファイヤー、草原の星空観賞
8月5日(火)

 

午前 バスで呼和浩特市へ戻る
内蒙古自然博物館見学
午後 おみやげ購入(ワンダプラザ)
バスで内蒙古芸術劇院へ移動、特色プログラム観賞
クロージングセレモニー
8月6日(水) 午前 各代表団、呼和浩特市を出発
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