青年委員会では、2015年11月7日(土)~8日(日)の一泊二日の日程で、「第2回 日中友好秋季セミナー東京」を神奈川県箱根町(パレスホテル箱根)にて開催いたしました。
本セミナーは、中国大使館および東京都日中友好協会を中心とした日中両国の若者が一堂に会し、相互理解と友好を深めること、また今後の具体的な連携・協力につなげることを目的として実施したものです。
1.開催概要
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名称:第2回 日中友好秋季セミナー東京
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日時:2015年11月7日(土)~8日(日)
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場所:パレスホテル箱根(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原)
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主催:認定NPO法人東京都日中友好協会
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運営:第2回日中友好秋季セミナー東京 実行委員会
2.実施内容
(1)講演
中華人民共和国駐日本国大使館 政治部・趙偉参事官を講師にお迎えし、「日中の架け橋になる若者達に期待すること」をテーマにご講演いただきました。
外交の現場から見た日中関係の現状や課題、そして未来に向けて若者世代が果たすべき役割について、具体的かつ率直なお話をいただき、参加者にとって大きな学びの機会となりました。
(2)グループディスカッション
講演内容を踏まえ、参加者を少人数のグループに分け、「日中のこれからに私たちができること」をテーマにディスカッションを実施しました。
参加者それぞれが、中国との関わりや問題意識を共有しながら、
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日中関係に対する認識
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理想と現実のギャップ
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そのギャップを埋めるために若者としてできる行動
について意見を出し合い、模造紙を用いて考えを可視化しました。
(3)懇親会・交流
夕刻には懇親会を開催し、公式プログラムでは語り尽くせなかった思いや背景を共有する場となりました。国籍や立場を越えた率直な交流が生まれ、「友情」をキーワードとする本セミナーの趣旨を体現する時間となりました。
(4)発表会
2日目には、各グループがディスカッションの成果を発表し、中国大使館関係者より講評をいただきました。参加者自身の言葉でまとめられた提案や問題意識は、今後の活動につながる貴重な示唆を含むものでした。
(5)視察・観光
プログラムの一環として箱根関所の見学および小田原での施設訪問を行い、日本の歴史・文化への理解を深める機会としました。
3.セミナーを通じて見えたこと
本セミナーを通じ、日本人参加者は主に以下の層に分類できることが明らかになりました。
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中国に関心があり、積極的に関わりたい層
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中国に関心はあるが、実際に接する機会が少ない層
一方で、中国に全く関心のない層の参加はほとんど見られず、今後は関心の入口となる取り組みの重要性も再認識されました。
また、日中友好を進めるには、
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中国に触れる機会をつくる段階
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顔の見える交流を深める段階
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歴史認識や価値観など、より深い相互理解を目指す段階
という段階的な取り組みが必要であることが、参加者間で共有されました。
4.今後に向けて
今回のセミナーを通じて育まれた人的ネットワークと信頼関係は、今後の日中友好活動の大きな財産です。青年委員会としては、本セミナーを単発のイベントに終わらせるのではなく、継続的な勉強会や交流事業へと発展させていくことを目指します。
若者同士の対話と協力が、未来の日中関係を築く力になると信じ、今後も主体的な活動を続けてまいります。