日本人も中国人も共に楽しんだ「かるた交流会」
2015年が始まったばかりの1月25日渋谷区リフレッシュ氷川で、漢詩かるた交流会が開催されました。参加者は、日本人も中国人も大人も子供もスタッフも入れて30名余。試合に参加したのは6チーム18名でした。
フリーアナウンサーの仁木恭子さんが日本語で、金佩華老師が中国語で漢詩を読み上げ、参加者が下2行句の札を取ります。賞品がかかった真剣勝負のはずなのに、和気あいあいと笑い声が聞こえる楽しいかるた大会でした。
ゲームのあとは、漢詩朗誦です。5名の方が朗誦に参加し、
岡田博美さんが、李白の「山中与幽人对酒」、滝口忠雄さんが毛沢東の「菩萨蛮 黄鹤楼」、原澄恵さんが朱熹の「偶成」、相澤敏夫さん李白の「静夜思」、毕瀛さんが白居易の「长恨歌」を詠ってくださいました。
そして、お菓子と飲み物を囲んでの交流会では、談笑したり、仁木さんのインタビューに答えたり更に熱い交流の輪が広がりました。最後に金佩華老師の指導のもと皆で李白が阿倍仲麻呂の死を悼んだ詩「哭晁卿衡」を中国語で朗誦し、唐代の日本人と中国人の交流に感動し思いを馳せました。
また、このかるた交流会の模様を、原普及委員会副委員長がNHKの中国語放送「波短情長」(2月22日放送分)で流暢な中国語で紹介してくれました。
〈漢詩かるた大会の結果〉 ( )内はかるたの獲得枚数。
団体戦 優 勝 羊チーム(岡田博美、毕瀛、洪驥) ( 33枚)
個人戦 日本語を母国語とする方の部 中国語を母国語とする方の部
優 勝 滝口忠雄 (11枚) 優 勝 洪驥 ( 13枚)
準優勝 幡野泉 (9枚) 準優勝 周翔 ( 12枚)
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