7/11 聶耳を知り、偲ぶ会 リポート

中国国歌作曲者 聶耳(ニエ・アル)没後80周年記念イベントを開催

 2015年7月11日、聶耳(ニエ・アル)没後80周年記念イベントを開催した。このイベントは中国大使館・都日中主催で神奈川県藤沢市の協力を得ることができた。聶耳は中国の国歌を作った作曲家である。氏は1935年7月、藤沢市の江の島鵠沼海岸で海水浴中に溺死した。1935年5月に上海で「嵐の中の若者たち」という題名で上映された映画の主題歌「義勇軍行進曲」の作曲者である。この曲は日中戦争を得て国歌に選ばれ、現在の中国国歌となっている。聶耳没後80年を迎えるにあたり、「聶耳を知り、偲ぶ会」の式典と記念講演会をおこなった。都日中参加者は、東京駅に準備されたバスに乗り鵠沼海岸にある聶耳記念碑まで行った。直接会場へ行った人もあった。記念碑の前では、都日中宇都宮徳一郎会長・中国大使館郭燕公使・藤沢市鈴木恒夫市長などの挨拶があり、参加者による献花をおこなった。

 記念講演は、藤沢市民会館で「歌で革命に挑んだ男―中国国歌作曲者聶耳と日本」という題名で古くから聶耳を研究している東北公益文科大学岡崎雄兒非常勤講師の話だった。岡崎氏の「歌で革命に挑んだ男」(新評論社)も出版されている。記念講演の後、参加者による懇親会もピアノ演奏・中国人参加者による国歌斉唱・中国民族舞踊などもあり、和やかな雰囲気のなかでおこなわれた。

20150711Ernie6
20150711Ernie7
中国大使館の郭燕公使
 20150711Ernie2 
20150711Ernie3
20150711Ernie1
20150711Ernie5
中国大使館の友好交流部 参事官、汪婉氏
20150711Ernie4

講師の岡崎雄児氏

最新情報はこちらから
>認定NPO法人東京都日本中国友好協会

認定NPO法人東京都日本中国友好協会

〒113-0033 東京都文京区本郷3-4-5 ハイムお茶の水702号
TEL:03-3295-8241 FAX:03-3295-8255
新型コロナウイルスの関係で10:30~16:30の時短勤務となっております。