日中友好協会 公費留学経験者同窓会 「日中友好協会・中国留学友の会」設立

日中友好協会公費留学経験者同窓会

「日中友好協会・中国留学友の会」設立

参加者集合写真

 公益社団法人日本中国友好協会(「日中友好協会」)の公費留学経験者による同窓会設立式が、2016年5月29日、中華人民共和国大使館教育処(「中国大使館教育部」)において催された。同窓会設立式は、公費留学経験者の有志が中心となり開催した。公費留学生の派遣は1974年から行っており、この日は2014年派遣までの公費留学経験者約30名が参加した。

 同窓会設立式は、二部で構成されており、第一部においては、まず同窓会の有志の伊藤洋平氏および中村佑氏(共に2012年派遣、東京都日中友好協会青年委員会)が同窓会設立の経緯および目的を紹介し、次に、同窓会の今後の活動内容または組織体制等に関して、参加者がグループに分かれて意見交換を行った。その結果、活動内容については、中国人ホームステイの受け入れ、講演会・勉強会の実施または自らの留学経験の執筆・発表といった案が提示された。組織体制については、連絡方法、費用、同窓会の名称等について意見を交換し、加えてまた、同窓会の会長に塚本尋氏(1975年派遣)を選出した。

挨拶する胡志平公使参事官 会長に選出された塚本氏

 第二部は、同窓会の設立式および立食交流会を行った。設立式の冒頭、塚本会長が同窓会の設立を宣言し、続けて日中友好協会の橋本逸男副会長および中国大使館教育部の胡志平公使参事官が挨拶した。橋本逸男副会長は、「このような同窓会があったらいいという意見をよく耳にするものの、実際に設立することは難しい。そうした中、本日、同窓会がスタートしたということは既に半分成功したということ できることを無理なくやっていってほしい」と述べた。

 胡志平公使参事官は、「参加者の情熱が伝わってきて感動した。中日関係は引き続き厳しい状況だが改善の時期にある。こういう時だからこそ、今までの中国との縁を大切にして、中日交流・友好に情熱を持って、一緒に力を合わせてやっていきたい」と述べた。

 立食交流会においては、同窓会の名称について提案があり、「日中友好協会・中国留学友の会」とすることが決まった。

 

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