2018年4月9日、宇都宮会長、伊藤副理事長、于子豪青年委員会副委員長により中国国際貿易促進委員会在日代表処(CCPIT)の鞠首席代表と姚首席助理を訪問しました。
同委員会は中国全国規模の対外経済貿易の民間機構で、1952年5月に発足したものです。対外貿易の促進、海外資本の利用、様々な中外経済技術協力といった活動を展開しており、日本のJETROにあたるような機関です。中国国内の各省・自治区・直轄市に50の地方分会、600を超える支部組織や県級の国際商会があり、中国の会員企業は7万社以上となっています。
海外では、世界の200以上の国・地域の商工企業界と広い経済貿易関係を構築しており、16ヵ国・地域に代表機関を設けています。駐日代表処は1986年に設立され、日中貿易関係の平等でwinwinを基礎にした健全な発展を促進してきました。
同代表処は現在、中国企業会員は135社あり、大半は中国の国営企業となっています。定期的に中国大使館等と連携し、会員間の交流会を主催しています。その他、「チャイナフェスティバル」や「日中グリーンエキスポ2017」等イベントの主催者ともなっています。
双方は日中友好関係構築について、民間交流の重要性と子々孫々、世世代代の青年交流が不可欠という点について意見を交わすとともに、鞠首席代表からは「一帯一路」政策が日中経済交流のさらなる発展に大いに期待できるのではないかという話がありました。今後は様々なルートを開拓し、中国企業の日本における影響力を向上させ、両国の外交や民間経済交流促進に貢献していきたいといいます。
今後も日中経済交流において協力していきたいと思います。