皆さんこんにちは!青年委員会・副委員長のシマダです。
今週は中国は国慶節で、お祝いムードでしたね!
さて、今回のブログでは最近注目された中国の最新ドラマ&映画の中で、社会派の作品を2本ご紹介します。
扫黑风暴 Crime Crackdown
1本目は2021年8月に放送された刑事ドラマ『扫黑风暴』です。扫黑の名前の通り、社会に潜む悪の組織を排除するため、刑事たちが奮闘するというストーリーです。本作は実際にあった事件が元になっているため、こんな事件が本当にあったなんて…とゾッとする場面も多くあります。
主役を演じるのは演技派の孙红雷。孙红雷といえば、国共内戦時代のスパイ活動を描いた『潜伏』での名演技です。今回もそんな孙红雷の熱い演技が注目です。
また、韓国のアイドルグループEXOに所属し歌手として活動する张艺兴(LAY/レイ)も刑事として出演。一躍イケメン俳優の仲間入りをしています。
本作は中国共産党が掲げる「掃黒除悪」の色合いが濃い作品。中国が目指す法治国家の理想像が見え隠れする作品だとも感じました。私自身は孙红雷が主役だったので観はじめたのですが、展開の速さと俳優陣の熱演に魅了されてしまいました。全体的にテーマが重く暗いシーンも多いですが、ぜひご覧いただきたいです。
中国医生 Chinese Doctors
本作は2021年7月に中国で放映された作品。武漢市の金銀潭医院を中心に、2019年のコロナとの闘いを描いています。
武漢でコロナ患者が発見され都市封鎖されてからの武漢の人々の混乱・不安、そして医療従事者たちの奮闘が切実に描かれ、その姿に心打たれます。
医療従事者たちが一人でも多くの患者を救おうと死に物狂いで闘う様子に、日本で奮闘するコロナ医療従事者の皆さんの苦労が思われ、私自身も心が痛みました。こちらも重い内容ですが、ぜひ見て頂きたい作品です。
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