北区日中では８月１日に北とぴあ・飛鳥ホールで開催された北区平和記念週間・納涼盆踊大会に日中友好会館後楽寮から国費留学等の寮生男女１４名(他引率２名)をご招待しました。また、公益財団法人日中友好会館の黄星原中国代表理事と奥様の馬麗さんにもご参加いただきました。この日は突然の激しい雷雨に見舞われましたが、寮生達が寮を出る頃には雨も上がり、気温も下がって過ごしやすい天気となりました。
会館到着後、初めに全員浴衣または甚平に着替えて写真撮影会。その後、１階玄関前での太鼓の演奏を興味深く見学しました。
会場に入ると、４年ぶりの開催を待ちわびる多くの人が既に集まり、寮生達も指定された席に座り、少し緊張気味に開会を待ちました。主催者代表挨拶、山田加奈子北区長(北区日中会長)の挨拶の後、来賓紹介があり、いよいよ盆踊りがスタートしました。寮生達は盆踊りの輪に入り、東京音頭や炭坑節など、前の人や隣の人の見よう見まねで踊り始めました。ほとんどの寮生は、浴衣も盆踊りも初体験で、初めのうちは何となく、ぎこちないようにも見えましたが、暫くすると、すっかり周りの日本人の輪に溶け込んでいました。
休憩を挟んで北区総務課が用意してくれたお弁当を頂いている途中、全くの偶然ですが、会場近くに住んでいる後楽寮の卒業生夫婦と出会い、馬麗さんや寮生達と懇談する微笑ましい光景も見られました。
盆踊り終了後は会場近くの町中華・天安門に移動し、北区日中主催の懇親会を開催しました。皆川副会長の歓迎の挨拶の後、盆踊りの途中で退席された黄代表理事に代わり、奥様の馬麗さんの乾杯の発声で懇親会がスタート、コロナ渦で寮の食堂が閉鎖中の寮生達にとって暫くぶりの中華料理をつまみに会話も弾み、楽しいひとときを過ごしました。丸山事務局長から北区日中の紹介の他、中国の歌のプレゼントまで飛び出し、終始和やかな内に懇親会を終了しました。
