川越大師「喜多院」見学と芋ほり

10月5日(土)、文化交流委員会は、埼玉県川越で恒例の社会科見学と芋ほり体験を行いました。
川越大師「喜多院」は、天長7年(830年)に慈覚大師が無量寿寺を開いたのが始まりと伝えられる天台宗の寺院です。江戸時代に徳川家康の信任を得る天海僧正が住職となり、3代将軍家光が江戸城内・紅葉山から客殿、書院などを移築し、幕府の厚い庇護を受けました。それが結果的には江戸の大火による焼失を免れることになり、江戸城唯一の遺構として残されることになりました。客殿や書院には「家光誕生の間」「春日局化粧の間」と伝えられている部屋があります。これらは、慈眼堂・山門などとともに重要文化財に指定されています。本殿横には538体の人間味あふれる羅漢さまたち五百羅漢があります。その表情は笑顔、怒り顔、おしゃべり、居眠り、動物と一緒だったりと、見るものを飽きさせない人間味あふれる羅漢さまたちでした。
喜多院見学後、南大塚の「荒幡農園」へ向かい、あいにくの小雨の中でしたが、芋畑でサツマイモ掘りを体験。一同泥だらけになりながら、一人5キロほどを掘りあげ、昼食・懇談会は川越の町中華を堪能し楽しい一日を過ごしました。
(文化交流委員会・斎藤記)

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