3月6日 大田区民センターで2016年春期ワンデーレッスンが開催されました。
初級クラス21名、中級クラス12名、合計33名の方が参加され、1日熱心に受講されていました。以下は、各クラスからの報告です。(中国語普及委員会)
初級会話クラスは、【おもてなしシリーズ第5弾!】をテーマに呉玫先生が担当されました。日本にホームスティしている娘、陳路ちゃんを訪ねて上海からお母さんがやってくるという設定で、お土産の渡し方、お箸のおき方、敬称の付け方といった日中の違いを学びました。また、バレンタインデーのチョコレートやみんながマスクをしていることを不思議がるおかあさん・陳路ちゃんとホームスティ先のお母さんとの会話を通して、さまざまな中国語表現を学びました。新しい単語にはピンインの記載がありましたが、会話文にはなかったため、授業開始時には「難しい~」という声もありました。ですが、反復練習や先生の説明で課題はクリアされ、終了時には皆さん満足された表情でした。
中級クラスは【読解と作文を中心に中国社会事情と祝日について学習します】をテーマに李佳樑先生が担当されました。
最近の、特に若者を中心とした中国社会事情は、著しく変化しています。そのような背景のもとで行われた中級クラスの学習は、中国の祭日・休日・記念日をいくつか取り上げ、「現代の中国ではこれらの節日の中でどれを重視しているのか?」「日本との考え方の違いは何なのか?」等について、中国の新聞記事の読解を通して学びました。バレンタインデー、クリスマス、中秋節、国慶節などの人気が上昇しつつある中、春節、七夕、エープリルフール、冬至、元宵節などは、その過ごし方や重きを含めて、大きな変化があることをこの記事を通じて理解しました。併せて、記事の表現に係る文法等も楽しく学ぶことができました。今回初めてワンデーレッスンを担当された李講師によるオリジナル教材も素晴らしく、充実したレッスンとなりました。