2016年3月21日に工学院大学アーバンテックホールにて工学院大学孔子学院と青年委員会の共催で日中韓若者フォーラムが実施された。
第1部は「海外で働く」というテーマの下、日中韓の母国以外で働いたことのある若者5人がパネルディスカッションを行った。
日本では電子メールを中心に連絡をやりとりするのに対して、中国では微信(we chat)というアプリを使ってやり取りをしているということだった。海外とのやりとりでありがちな言った言わないの証拠としてもアプリの画面をもとに確認をするということだった。(株式会社デラックスジャパン代表取締役井上香織氏)
それぞれの国で働くにあたって、二国間の友好についてはどうかという会場からの質問にしては、株式会社プリントモ代表取締役の宋基東氏からは、「自分の息子が末期がんにかかった。そのことを話したら、日本の友人が病院を紹介してくれて、病気を治すことができた。その経過を韓国のSNSで発信し続けたところ、日本に対するイメージが変わったという多くの韓国からの反応をもらうことができた。」という発言があり、会場からの拍手を誘った。
第2部では三国芸能の競演ということで、キム オル氏とキム ウイシン氏による韓国楽器演奏及び舞踊、本多ゆとり氏による二胡演奏、呂正博氏と杉本 周介氏によるサックスフォン&電子ピアノ演奏が行われ、普段は聞かない音楽の競演に観客の耳目を集めていた。
第1部 パネルディスカッション
パネリスト:
日本: 本炭 康典 (株式会社メイシージェーン代表取締役)
井上 香織 (株式会社デラックスジャパン代表取締役)
中国: 于 子豪 (イハラサイエンス株式会社)
楊 悦 (シャープ株式会社)
韓国: 宋 基東 (株式会社プリントモ代表取締役)
モデレーター:伊藤 洋平 (東京都日中友好協会理事・青年委員会委員長)
第2部 三国芸能の競演
韓国楽器演奏及び舞踊 キム オル ・ キム ウイシン
二胡演奏 本多 ゆとり
サックスフォン&電子ピアノ演奏 呂正博 ・ 杉本 周介
コーディネーター:黄 淑柔