中華人民共和国建国72周年を迎え、日本政府が東京の「緊急事態宣言」を解除した翌日(10/2)、「日中友好女子~次世代シンガー発掘プロジェクト2021」の決勝戦が、新宿・歌舞伎町のドン・キホーテビル5階の「アイドルステージ」にて盛大に開催されました。
本コンテストは中華圏専門のオーディションプラットフォーム東京マンダリンアワードと東京都日中友好協会認定日中友好アイドルグループ・紅紅Japan&RiZhong-Boys共同主催になります。日本と中国の若い女性を対象とし、7月6日〜8月31日の応募期間、9月11日のセミファイナルを経て、ついに決勝戦を迎えました。
決勝では、ファイナリストに22人の日中女子はお互いの国の言語で歌のパフォーマンスを披露しました。あらゆる分野の専門家で構成された審査員団は、選手たちの服装/挨拶、発音、音程、発声、感情表現といった五つのポイントから慎重な採点を行いました。
【審査員】
SJ Entertaiment代表 林 正幸
早稻田留學日語教育センター学校長 矢野 康
在日華人圏執行會長 馬 思琦
KOL株式会社代表取締役CEO 田中 崇貴
中国SNSクリエイターズネットワーク【B.U.G】organizer、株式会社ぬるぬる執行役員 大森 雅彥
Beijing He & She Entertainment(賀喜娯楽有限公司) 賀 丹(オンライン參加)
上海浦和文化有限公司CEO、アニメ制作プロデューサー 三澤 友
東京流行通訊創始者 姚 遠
早稲田大学中国語学習会元幹事長 本鄉 貴之
シンガーソングライター 寺島 礼美
NPO法人東京都日中友好協會理事 川田 璃々花
そして、選手たちを応援しに、日本で人気急上昇中の正統派美少女アイドルグループ「さくらシンデレラ」の妹グループ「BLUU」さんが素敵なパフォーマンスを披露してくれました。
各参加者の素晴らしいパフォーマンスの末、段睿珏(中)と鎌田春花(日本)が「東京都日中友好協会賞」、Joie(中)と工藤奈々(日)が「ホームリンクジャパン・日中歌姫賞」、安雪璃(中)、桜川サリカ(日)が「さくらシンデレラ」賞、安雪璃(中)と工藤奈々(日)が「グランプリ」を受賞しました。 最後に、出場者がステージに集まり、日中友好アイドルグループのテーマソング「架け橋」を歌い、ファイナルの幕を閉じました。
みんなの感想
グランプリ受賞者 安雪璃
この度は、中国人部門グランプリとさくらシンデレラ賞をW受賞出来て、本当に嬉しいです。応援してくださった皆さんに感謝です。私は普段声優として活動をしてきたので、こういうシンガーコンテストが初めてで、すごく良い経験になりました。この経験を生かして、もっと大きなステージに立てられるように、日々精進いたします。応援をよろしくお願いします!(о´∀`о)
コンテスト自体は今回が第一回目ということなので、これからの展開がすごく楽しみです。第二回目や三回目もあるのかなって、今から想像をしております(笑)。
きっとこの先はもっとたくさんの出会いがあって、国境を超えた友情もどんどん芽生えていくと思います。私たちみんなの力で絆を紡いで行きましょう!
グランプリ受賞者 工藤奈々
今回のオーディションは私にとって、なかなか光が見えず悩んでいたりした事も全て今では良かった事だとすら思わせてくれました。日中友好とは自分にとって最大の転機であり、いつも中国は私に優しく光を見せてくれます。
東京マンダリンアワード執行責任者 浦雄一
日中間における民間交流はお互いを理解するための第一歩です。
これは、私自身が、6年間の日中友好活動を行ってきた上で感じていることです。
特に、今回のプロジェクトのような、文化・芸術交流を通じて、相互理解を増進させていくことは、日中両国が良好な関係を築いていく上で不可欠です。
参加者の皆さまは、このプロジェクトを通して、お互いの習慣や考え方を理解し合う貴重な機会になったのではないかと思います。皆さまには、このプロジェクトを通して築いた友情を大切にし続けてほしいと思います。
イベント企画者&審査員 川田璃々花
東京マンダリンアワードさま主催のもと、本イベントを通して「日中友好」という想いを持った、多くの方々との出会いがありました。コロナ禍にも関わらず、多くの方々に多大なるご支援を頂きましたこと感謝申し上げます。
ファイナルMC naoki
今回はファイナルのMCを務めさせていただきましたが、自分にとってはすごくチャレンジングでした。例えば、イベントの時間や段取りを考慮しながら、お客様を盛り上げることにすごく頭を使いました。ファイナリストのパフォーマンスがすごく上手で、イベントはすごく盛り上がったと感じています。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
ファイナルMC ポンポン
今回はファイナルのMCだけでなく、イベントが企画された最初から様々な面で関わらせていただきました。今まで手伝ってきた日中友好イベントは公益的なものがほとんどで、初めてビジネス面のあるイベントに携わって、新鮮さと大変さ半分で、貴重な経験を得られました。
ボランティア 何心
セミファイナルからボランティアとして参加させていただき、貴重な経験を積むことができました。
国の文化それぞれ違いますが、「音楽は人々を繋ぐ」ということを改めて実感しました。皆様一所懸命に歌って踊る姿を見て、素敵だと思いながら、自分自身も刺激を受けました。その輝きをぜひ応援したいと思います。参加者皆様の今後のご活躍を心からお祈り申し上げます。
これから紅紅Japan 及びRiZhong boysはさまざまな日中友好イベントを開催する予定なので、ご興味・ご関心をお持ちになられた方は是非お気軽にお声掛けください。
ファイナルボランティア 美咲
日中交流イベントはこれまで数多く参加してきたが、私自身が裏方として参加するイベントが初めてで、慣れないこともたくさんあり反省する点が多かった。しかし、それ以上に大きな成果もあった。一つのイベントを成功させるために何ヶ月も前から準備し、話し合いを重ね、イベントをより良いものにするために非常に大きな労力が必要であることを思い知った。この“日中友好女子”を通じて、多くの人が互いの国に興味を持ち、相互理解となる交流が増えることを期待したい。
ファイナルボランティア 川田青星
スタッフ全員が死力を尽くし、素晴らしいファイナルを作り上げることができました。あれほど全力になれたのは日中友好という旗印があってこそだと思います。この理念を忘れず、草の根の交流を広めていきたいと感じるファイナルでした。
特別感謝
写真提供:姚 遠
中国西安出身。東京流行通訊創始者。2013年「今こそ伝える日中100人」に選出。日本の最新情報やトレンドを世界の中国語圏に発信し、記者・編集者・翻訳家として活躍している。
写真提供:陳 天姿
江蘇省南京市中国出身。早稲田大学文化構想学部に在籍の学生起業家。Photogenic StationのCEOとして活躍している。