2025年11月16日国際善隣会館にて、「戦後残留婦人考 忘れられた女性たち」の映画上映会が実施されました。
会場は満席の88人の方々にお越しいただきました。

まず、奥真理子女性委員会委員長のあいさつがありました。

次に西園寺一晃先生のあいさつがありました。

そして、王乃真監督よりご挨拶がありました。

その後、大連外国語大学の崔学森先生よりご挨拶をいただきました。

終戦時、12歳以下の人は中国残留孤児、満13歳以上の人は中国残留婦人とされました。
映画は、日本人留学生の小林千恵さんが、中国在住の残留婦人、日本に帰国した残留婦人へのインタビューを行った内容を中心に構成されています。
赤十字の看護師として中国に赴任し、そのまま中国の病院で働くことになった方。
出かけて戻ってきたら他の日本人がおらず、自分たちだけが残された方など、さまざまな立場からの声を聞くことができました。
みなさん中国人男性と結婚をしており、文化大革命中は日本のスパイだということで、ご家族も周りから責められるといったことが発生したようです。
撮影当時も80歳を超えていて、今では多くの方がすでに亡くなってしまっていますが、本映画では生の声が残っています。
映画上映後は、戸崎里美女性委員会委員がごあいさつをして閉会となりました。
